ハリー・クラーク

Harry Clarke 1889-1931
1889年ステンドグラス職人(ジョシュア・クラーク)の息子として、アイルランドのダブリンに生まれる。最初ダブリンのベルベデーレカレッジに通っていたが、10代後半になると、ダブリンアートスクールでステンドグラスについて勉強した。1910年にはステンドグラス職人としてコンペで金賞を受賞している。 卒業後、ロンドンに旅行し、そこで挿絵画家としての仕事を探すようになる。 思いつきで飛び込んだハラップ社で、編集者に作品を一目で気に入られ「老水夫行」(サミュエル・テイラー・コールリッジ)などの作品を任されるが、出版には至らなかった。 しかしその後、一番最初の出版物となった「アンデルセン童話集」の挿絵をまかされて、高評価を得ることとなる。この仕事が次のエドガー・アラン・ポーの「ポオ怪奇小説集」の挿絵につながり、この作品が大ヒットして、怪奇と幻想に満ちた世界を表現する画家として売れっ子となった。

挿絵画家として活躍する一方、クラークはステンドグラス職人としても数々の仕事をこなしている。クラークの父ジョシュアが1921年に亡くなると、兄のウォルターとともに工房を引き継ぎ、130以上の作品を製作した。 しかしながら、クラーク兄弟はステンドグラスに使う化学薬品の影響か、若くして病に悩まされるようになり、またクラークは細かい作業の繰り返しで視力にもダメージを受けており、製作ペースはだんだんと落ちていった。 1931年にスイスで結核のため死去(41歳)。

主な作品
・1913年
老水夫行 Rime of the Ancient Mariner
サミュエル・テイラー・コールリッジ Samuel Taylor Coleridge
・1916年
アンデルセン童話集  Fairy Tales of Hans Christian Andersen
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen
・1919年
ポオ怪奇小説集 Tales of Mystery and Imagination
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe
・1920年
The Year's at the Spring
Lettice D'O Walters
・1921年
ペロー童話集 Fairy Tales of Perrault
シャルル・ペロー Charles Perrault
・1925年
ファウスト  Faust
ゲーテ Goethe
・1928年
Selected Poems
アルジャーノン・チャールズ・スウィンバーン Algernon Charles Swinburne

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